流産
1回流産を経験すると「また流産してしまうんじゃないか」という大きな不安にかられます。
『前回診察した時とあまり(大きさが)変わらないですね』
そう言われる度不安は募り、弱いママでごめんねと夜中に涙を流した日は数え切れません。しかし2回目も起こりうるのです。
稽留流産は亡くなってしまった赤ちゃんがまだお腹の中にいる状態なので、自然に出てくるのを待つか手術で取り除くことになります。
『次の妊娠に備えるなら手術をした方が良いと思うけどそれは自由なのでどうしますか?』
まだもしかしたら「奇跡が起きて赤ちゃんは育つんじゃないか」なんて諦めが中々つかなかった私に院長は言いました。
仕事をずっと休ませて頂いていた申し訳なさから「早く仕事復帰しよう」と決意し、そして次の妊娠に備えるため、手術を受けることに決めました。